NPO法人武道の学校が行ってきた社会貢献

第4次年次計画(2015年(平成27年)~2021年(令和3年)

1.青少年育成活動


当法人は、武道教育を推進していますが、認定されたジュニアリーダーが中心となって、下記プログラムが行われています。

支援のお願い




当法人が目指す社会教育は、空手道を通じて心身練磨を共有し、日本古来の文化や伝統を「体験」から学習することを目的としています。

同時に時代にあわせた力強いリーダーを育成し、災害を始めとするあらゆる時代の変動を「体験」から学習することを目的としています。

人間関係が希薄になった時代だからこそ「人権」を学習し、行動力のある活動を推進する社会教育プログラム作成を行っています。

武道教育、社会教育共に「体験」から学び、学習することが当法人の指針です。

1.環境保護活動(資源物回収・環境美化活動)

1997年(平成9年)に自治体指定資源物回収及び環境美化活動を開始。環境保護に関する課外講習も開催。

2007年(平成19年)11月に、芦屋町地区衛生組織から感謝状授与。

2011年(平成23年)7月に『東日本大震災・復興支援プロジェクト』をスタート。

復興支援5年計画で、資源物回収収益(行政奨励金含む)を全額寄付し、2012年(平成24年)7月、日本赤十字社銀色有功章、
2013年(平成25年)11月には、金色有功章を受章。秋篠宮妃殿下(現文仁親王妃紀子)さまより拝受致しました。

2021年(令和3年)12月、福岡県海岸愛護団体として登録されました。

『地域の環境を自らの手で守る!』その活動は、現在も推進され、SDGs達成に向けて取り組んでいます。

2.障がい者及び難病患者無料空手教室・交流活動『インクルーシブ・スポーツ・TEAMカラテ』

 

2013年(平成25年)4月に『障害者自立支援法』が改正され、『障害者総合支援法』が施行されました。

当然ながらこの法規改正は、行政改正法ですが、民間組織である当会は、1年間改正法の推移を見て、障がい者の定義に難病等が追加された2014年(平成26年)4月1日改正施行を機に、法規に則り、自発的活動を推進致しました。

災害対策及びボランティア活動は勿論のこと、障がい者の方々の体力向上の目的を果たすため、綿密な計画を推進致します。

その基本理念は、基本的人権を享有する個人としての尊厳であり、障がいのある方が日常生活及び社会生活をするうえで生じる『社会的障壁』をなくすための啓発活動であります。

また、少子高齢化社会による『要配慮者』への支援不足、また、環境災害を含む災害対策・避難に耐えうる体力の向上及び健康を維持するための体力の向上を目指すものであり、『インクルーシブ・スポーツ・TEAM(チーム)カラテ』を発足し、活動を推進して参ります。

また、当法人では、『健康日本21(下記参照)』の方針に基づき、(公財)日本パラスポーツ協会 初級障がい者スポーツ指導員である高木淳也が、『専門的な支援及び相談が受けられる民間団体の活動拠点の増加』を目指し、障がい者の健康促進に対し、積極的に自発的活動を行ないます。

  • 1.当法人では、創立から28年間、無事故で活動を推進し、更なる安全対策構築のため、救急救命講習を積極的に行い、『安全に運動』が出来る環境づくり及び活動を心がけています。
  • 2.当法人では上記活動に関し、看護師を同行して、安全な運動指導を推進しています。
  • 3.『東京2020応援プログラム・東京2020オリンピック・パラリンピック1000日前イベント』認証を受け、2017年12月に第1回『インクルーシブ・スポーツ・TEAMカラテ 障がい者スポーツ交流会』が開催されました。

障がい福祉サービス事業所 みどり園(芦屋町)で定期的に空手指導を行い、独自の体力強化プログラムが推進されている。

『第20回清水ふれあいまつり』(2017年8月 福岡市立障がい者スポーツセンター)で演武披露。体力強化プログラムの一部を紹介した。また、競技用車椅子を使用した空手形を高木淳也が考案し、指導している。

2017年12月3日、『東京2020応援プログラム』認証『インクルーシブ・スポーツ・TEAMカラテ 障がい者スポーツ交流会』を北九州市で開催。

3 .国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針

当法人は、健康増進法(平成14年法律第103号)第7条第1項の規定に基づき、『国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針』が改正され、平成25年度から平成34年度までの『二十一世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))』(以下「国民運動」という)に適用された、『国民の健康の増進の推進に関する基本的な方向』、第一条四項に則り、『民間団体の積極的・自発的な活動』を推進致します。

また、当法人が置かれている芦屋町では、健康増進法第8条第2項に規定する『市町村健康増進計画』に基づき、『芦屋町健康増進計画』を策定し、国の『基本的方針』及び『福岡県健康増進計画』を勘案し、実行しています。

その背景には、国の方針はさることながら、主要死因の状況も起因していることは否めません。

芦屋町の主要死因は、がんが最も多く、6割となっており、次いで『心臓病』、『脳血管疾患』となっているのです。『生活習慣病』といわれる『がん+心臓病+脳血管疾患』の3疾患による死因が全体の94.9%を占めており、がんにおいては、県、国よりも高い結果です(平成25年度統計)。

このことから、『検診』、『予防』、『生活習慣の改善』を呼びかける運動(セミナーの開催)を展開しています。

また、学校種別における負傷・疾病の発生件数が、107万8,605件(平成27年度)、給付件数は、医療費が210万7,667(平成27年度)、障害見舞金が431件(平成27年度)、死亡見舞金が63件(平成27年度・全て暗数除く)であり、障害見舞金、死亡見舞金の件数が増加しています。

また、突然死の増加が目立つことから、息吹之會では、『二次性サルコペニア(筋肉量・筋力低下)』及び厚生労働省「健康日本21(第二次)」が推進する国民の「ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)」認知率を80%まで上げることを目標に置いています。

独自の筋力強化運動を取り入れ、あわせて『食育』を行ない、『生活習慣の改善』に務めています。

芦屋町健康・こども課 健康づくり係による『食育講座』開催 。

運動指導者として、『生活習慣の改善(健康日本21(第二次)』に取り組み、セミナーを開催する高木淳也。 がん征圧等のセミナーにも積極的に参加している

上記を踏まえ、『健康日本21(第二次)』(法規 健康促進法第8条、第9条)に則り、第一条『国民の健康の増進の推進に関する基本的な方向』 四項『健康を支え、守るための社会環境の整備』及び第二条『国民の健康の増進の目標に関する事項』二項4『健康を支え、守るための社会環境の整備』を踏まえ、国民の健康増進を形成する基本要素となる『栄養・食生活』、『身体活動・運動』、『休養』、『飲酒』、『喫煙及び歯・口腔』の健康に関する生活習慣の改善に取り組み、自発的活動の推進を図ります。

受 賞・経 歴

  • 芦屋町地区衛生組織感謝状(ごみ資源化・減量化)(2007年11月7日)
  • 福岡県青少年アンビシャス運動感謝状(2009年10月1日)
  • 日本赤十字社銀色有功章(2012年7月31日)
  • 日本赤十字社金色有功章(2013年11月13日)
  • 第12回福岡県青少年アンビシャス運動表彰団体(2015年3月6日)
  • 外務省『JAPAN SDGs Action Platform』 ホームページにSDGs貢献にコミットする団体・取組事例 として掲載(2021年6月)
  • 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会感謝状(2021年11月)
  • 詳  細   実戦空手息吹之會のあゆみ